封筒が来たときの喜びなどとうの昔に忘れ去って,今や生殺しの苦しみしかあ りませんが,それでもハガキだった同僚に比べれば涙が出るくらい羨ましい状 況なのだと自分に言い聞かせております.ともかくお互いがんばりましょう! 余計なことを言わず,本当に大事なことだけを的確に伝える部分が試されてい る どうやって take home message を本当に持って帰って貰うか 不的確者発見面接 広げた大風呂敷を畳まずに,度胸とある程度のはったりかまして面接突破しる. (書類を出してから業績が増えていない PD に対し) 来年度以降の研究のめど が立っていれば OK! 研究課題の題目から,専門外の人が連想する事項を質問されます.または 「研究題目は○○なんだけど××というのとどう違うの? そんなの意味ないん じゃないの?」とか.研究の根本を押さえておくと良いと思う.ボーダーの人 を相手にしているので,問い方がキツイ.精神力と即興の勝負でしょうか 昨年の数物系.主査? と思われる先生が司会を務め&最も多く質問 (専門的な) をくれました.その他 4,5 人の先生方はあまり分野が一致していなかったら しく,「研究テーマの重要性は?」とか「ぶっちゃけた話,それが出来ると君 の業界でどのくらいすごいの?」とか聞かれました.自分の研究テーマに加え て研究の大きな流れもアピールできると良いと思う. 面接者の多くは,面接を受ける第一次選抜者とは全く異なる分野の研究者で占 められる.面接者の採用・補欠は「人社」「数物」…ごとに決まる.(憶測) 自分の研究がそのまま理解できる専門家は多くて二人でしょう.普通は一人で す.あとは素人ばっかり.彼らにも納得してもらわないといけないのです. 専門家の質問に明確・簡潔に答えること.できるだけ多くの質問をしてもらう ために,必要最小限の回答で済ませること.そのほうが印象はいい. 最初の 1 分で明確に自分の研究のポイント,見解を言っておく.あとはその 説明,というほうが印象にのこるそうだ. 最後に要点を 3 つ極太フォントで 1-2 行ずつ書き,図の説明のあと声を出し て文章を指し示しながら大きな声ではっきりと言い,審査員を見据えた. ホワイトボードにマグネットではりつけ.その 2m さきくらいに先生方 4 人 がすわっている 指し棒かレーザーポインタはある 面接時間は 10 分ごと 面接時間が繰り上げられて早まった. 質問は結構親切だったと思います.雰囲気はけっこう和んでました.以前受け た人から圧迫面接だと聞いていたのですが (「そんな研究して何になるんだよ!」 とかいう怒号がマジであったらしい),その点は拍子抜けでした. 言われました.「今からそんなことやっても,遅いんじゃないの?」って. 私も昨日 DC1 面接でした.けっこうけちょんけちょんに言われてしまいまし た.あと,そもそも研究の前提がおかしいとか言われました.一応反論はした のですが,最後まで鼻で笑ったような対応をされ,かなり凹んでます. 面接官は専門外の方なので,知っている語句から連想した研究内容のイメージ を元に質問をすると読んだのですが,まさにそのとおりでした.(生物) 思いっきり風呂敷広げた発表したら,そんなの一生かかってもできないよ,と 笑われました.(SPD) 俺の論文が掲載されている雑誌,全員に知らないと言われた.「検索したけど 出てこない.審査のある雑誌なのそれ?」とも言われ,唖然とした.(生物 PD) 質問は主査らしき先生から,研究内容に関してと業績に関しての計 2 問.私 も「この雑誌はどういうものなの?」と聞かれましたよ.(人社 PD) 否定的な突っ込みに常々弱い漏れ.今日も,そういう突っ込みに対し,説明し ようとして,気ばかり焦って空回りし,早口で同じ単語を何度も連呼した挙句, 審査員に,「もういいです.次の質問.」とかって言われるし.(数物 DC2) 全員から質問されて,質問は 6 こだったかな? (生物 DC1) 研究の意義,専門分野内での位置づけ,隣接領域との位置づけ,次に考えてい る研究など (人社 SPD) 自分と専門がかぶる人がいなかったっぽい.的外れな質問しかなくて,どう対 応するか苦労した.(DC1) DC1 については審査員が本当に良く申請書を読んでいるよ.面接でそれを感じ た.俺が作った造語をネタとしてふられたから. 元気良く,覇気と研究への情熱を見せれば大丈夫. 見栄え云々より,プレゼンの仕方や返答ぶりを見て「ああ,こいつはイニシア チブを取ってこのテーマを進めるな」と印象づければまず通ります.4 分で研 究の価値をわからせるより,自分の価値をわからせましょう, 面接は予定時刻よりも早く始まります.早めにいきましょう. 質問内容は,内容に踏み込んだもの 2 問と,将来の進路についての 1 問でし た (DC1) 「はぁ?」とか「これはちょっと無理じゃないの?」とか言われる始末. 面接官の一人が面識のある先生で,結局その先生が最後まで仕切ってくれた. 質問もごく専門的なもので,あと学位論文の進行状況を聞かれた. みんな「これからの研究計画の結果」ばっかり聞いてくる (DC1,農学系) DC の研究計画なんかは大ボラ吹いちゃうこともあるから,審査員にとっては, その「これからの計画」というものがどの程度現実的に実現可能なのか? 出来 もしないことをやろうとしているのではないか? ということを見抜くことが重 要なんだろ 面接官のひとに「神経やるのになんで酵母使うの? 実はもう分かってんでしょ!」っ て聞かれた (DC2,生物) 面接官に「それじゃぁ筋がおかしいじゃないか」と笑われる始末 (DC1,数物) プレゼンで手を抜いて落ちたことを考えると怖くて手を抜けないでしょう? 時間が限られていて,あっという間に終わってしまうので,ぐたぐた些末なこ とを言うのではなく,自分の主張を骨太に明確簡潔に述べること.そして,質 問に的確に短く答えることですね.答えが長いのは,途中から誰も聞いてない し,長い回答のほとんどは無内容ですね.はっきりいって. 枝葉末節は無視して,自分の研究の魅力を端的に語ってください.些末なとこ ろの言葉足らずなところは,質問で帰ってきます. 面接では申請者の分科・細目よりも広い範囲の「分野」に分割して審査されま す.面接審査員のメンバーは申請者の専門科目に必ずしも近くない人も含まれ ているため,学術誌の格付けまでを理解している人は少ない場合が多いです. 自分の場合は専門的な質問ではあるが自分の分野ではない質問をかなり受けた. 印象としては予想してない質問にどう答えるかを見てる様な気はしたが,よく 分からない.面接では質問に対する答え方や,見当違いの質問のいなし方など 見てる気はした (海外) 審査員は書類をきちんと読んでいないだろうなどとなめてかかると,痛い目を 見ると思われ.研究内容・目的よりも,計画の合理性・実現性についての質問 が多かったような.(海外,人社) 文字数は 1400 程度で臨んだ記憶があります. 1200 ならかなり余裕がある 向こうは手元に,春に出した資料を持ってるわけだから,羅列なんてもっての ほか,向こうはたんに,面白い話を聞きたいだけ.研究の面白さを目いっぱい アピールすること. 80〜48 ポイントで作成しました.ただし,基本は図を見てもらって説明する つもりだったので,48 ポイントで書いた文章は確認程度のものであり,アピー ルしたい部分はもっと大きい字で書きました. 審査されるのはあくまで「将来の研究」の有用性であると言う事をお忘れなく. 学振は過去の研究へのご褒美ではない. しかし「現在までの研究」との連続性,連動性を強調することも同じくらい重 要です.よって,もし PD の面接であれば,「これまでの三年間でこういう成 果を出しましたが,これらを踏まえて,今後三年間は●●という内容の研究を するつもりです」という具合に,これまでの研究成果が今後の研究計画にどう 生かされるのかを伝えることを意識することが重要だと思います. 限界までフォント大きくして文字がぎちぎちのポスター会場で見かけました. これではかえって読みにくくなり本末転倒です. 共同待合室にいた時は,周りを観察したりして気がまぎれていたのですが,呼 出しがかかり,面接室の前の廊下で待つ時間がイヤでした.前の人が部屋に入 る直前に呼ばれたんですけど,その人が緊張で震えていて,緊張が伝染しまし た. 50 回,繰り返し,練習しろ.通常の人間ならば,メモなしであがらずにはな せるようになるはずだ.人によれば 10 回でも良いかもしれない.煽りじゃな くマジレス.万が一,50 回の練習で面接通るかもしれないことを考えれば, 安いもんだ. わざわざ審査員としてお時間提供してくれてる人たちなんだから,感謝もこめ て,より分かりやすく伝えて,できれば楽しませたいじゃないですか. A0 で作った自分のポスターは,見出し=72pt,説明=48pt でした.A4 に換 算するとそれぞれ 18pt,12pt になります.私は視力のいい方なので,5 メー トル離れたところから 48pt でも読めましたが,誰にでも読めるわけではない 大きさです. 14 ポイントの明朝体・普通字では,会場での審査員からは,見えなくはない けど,読みにくそうでした. 18 ポイントくらいなら大丈夫だとは思いますが,私の感覚ではもう一サイズ あげても良いかも,というくらいの大きさです. 会場係がポスター貼ってくれて,差し棒渡されて「始めてください」と言われ たら,一礼して,笑顔で自己紹介・研究課題を宣言,後は差し棒で示しながら, 早口になりすぎぬようサクサク喋ります.差し棒で示すと,審査員もポスター を見ます.時々は棒をはずして言葉を補って説明,そんなときは審査員の方に 向き直り,目が合ったら微笑んで見せる,くらいの余裕をかませたら,理想的 ですけど. 差し棒の先が緊張で震えた場合,ポスターに押しつけて震えを止めるって方法 がある. 分野の違う人が聞く場合は,しばしば質問の種類が異なります.より大局的と いうかプリミティブな質問.「何が面白いんですか」「どう発展させるつもり ですか」「で将来どうしたいんですか」等々. 前の人が泣いてました.若干圧迫されますた. 質問は,「貴方がそのオリジナルな発想に至った経緯は何ですか?」「あなた は将来どういう研究者になりたいのですか?」の 2 点でした.別に圧迫面接じゃ なくて,笑いも出るくらいの和やかな面接でした.(DC1) 同じような質問.最後笑いが起こる程度に和やかだったんですが….(DC1) 場は和やかでしたが,私一人てんぱってるかんじですた.(DC1,数物) 専門が近い人は誰もおらず,適当なユルい話ばかり.(DC1) 最初から最後まで「立ち」.椅子は用意されてなかった.ポスターを貼る板の 近くの机に指示棒 (長さはない) があって,それを使って説明する. 自分の部屋 (某人社) の場合,面接官は 6〜8 人程度いた.質問してきたのは 2 人だけだったが.おそらく事前にメインの質問者は決められている感じがあっ た.部屋は申請の時とはまた別の系列に区切られてる.あと,4 階で受付して からいったん控え室で待機するが「控え室」と近くのロビーとを混同している 人が多かった.呼び出しの人は当然控え室の方にくるから,間違えないほうが いい.(DC1) 高圧的な質問をされ,動揺してしまって,うまく答えられませんでした.(化 学,DC1) 私の部屋は指示棒伸びました.それもアンテナみたいに,何段にもなっていて, 如意棒みたいな.なお,面接官は 4 名.(DC1) 当方人社で受けてきました.DC1 で面接官は 4 名でした.原稿を持って臨み ましたけど,若干見ただけだったので悪い印象は持たれなかったように思いま す.ブザーがなった少し後も少し時間が与えられるせいか,タイムテーブルが ズレてました.メインの質問者は決まっていたようですが,他の方も思いつい たように質問してきました.あと,どうでもいい話ですが,4 階の控え室には 飲み物の用意がありました. 先生方が並んでいる机から約 2 m ほど離れたところにポスターを貼るボード があって,その隣に指示棒が置かれた台がありました.この台が意外と邪魔で, 台の側に立って説明するか,台の反対側に立つか,迷ってしまって,結局台と 反対側に立って説明しました.(この時点で少し焦り気味に…) 面接官の先生 は 5,6 人で,真ん中に座っている高齢の人が主に質問してきました.圧迫で はないが高圧的な質問に動揺し,そのままずるずるといってしまいました. (DC1,数物) 自分は人社で「法・経」の部屋でした.確か隣が「教・社」,もう一方の隣が 「工学」だった気がする. ロビー (喫煙可) と,控え室は違うみたい.受付後,ロビーにいて,十分ほど 前に慌てて控え室に移動.会場は面接官からほんの数メートルのところにホワ イトボードとわたくし.指し棒は先っぽがオレンジきのこの山みたいで,けっ こう揺れます.4 分後のベルの後も話していて特に問題はないよう.質問はや はりメインの方が数分話して,多少コメント.後はほんとに「専門外で申し訳 ないけど」とおっしゃってくださって,救済質問.とりあえず和やかモードで した.全部で 4 っつくらいの質問.コア内容より,万人にわかる受け答えを 心がけたい.あと,プレゼン中.こちらやポスターを見てる人よりも,書類に 眼を落としている人がほとんど.一人だけ,こちらに視線を送る方がいらっしゃっ た.アイコンタクト (こちらの 4 分分の時) はこの人に集中しました.後は 質問をくれた人に向けて話す.あと,会場は暑いです.緊張のためというより も照明のため,汗が流れてきます.(DC1) ポスターの対面に 3 人,そして,それに直角の形で 3 人.やり取りは対面の 3 人とおこないました.(距離は 3m くらい?) ポスターに向かって左側に小さ な机があり,そこに指し棒がおいていました.ちなみに,入ってすぐ左側 (ポ スターの裏側の壁ぞい) にも机があり,そこに荷物を置くようにいわれました. で,ポスターの向かって右側にたって説明するつもりだったのですが,机の関 係で左側にたってしまいました.おかげでm対面以外の人を少々背にする形と なってしまいました….面接ですが,主に 3 人のうちの 2 人とやりとりでし た.圧迫面接ではなく,とても基本的なことを聞かれました.簡単な質問でし た.ところが,そういう質問が想定外だったもので,とんでもなく頓珍漢な答 えを連続でしてしまい,審査員の方々がそろって首をかしげるしまつ.部屋を 出る時に「失礼しました」と言って出ようとしたのですが,声が裏返って, 「失礼しましたー」と語尾が伸び,かつ尻上がりになってしまいました.その とたん,審査員の人たち一瞬そろってこっちを怪訝な目で見て… (人社,DC1) みなさん,ゆっくりしゃべってね.早口だと何いってるのか,さっぱりわから ないから.まして,専門外だと,皆目わからなくなってしまうから.そうなる と,途中から聞いていません.なので,質問のしようもないのです.下向いて, 書面を読むしかなくなってしまうのです.そうすると,印象に残りにくくなっ てしまいます.そして,ゆっくりしゃべると,緊張もほどけてきますよ. 「そのへんの話は申請書を読んで分かってますんで….」とツッコミを入れら れますた.審査官,ちゃんと僕等の申請書に目を通して予習してきます. プレゼンは 4 分をちょっと過ぎたところで終わりました.質問は一人の面接 官の方から 3 点だけ来ました.的外れな質問はありませんでしたし,専門分 野の先行研究についての質問もありましたので,おそらく同じ分野の先生だっ たと思われます.その他の面接官の方々は,おそらくプレゼンと質疑応答の 「採点」に徹しているようでした.(DC1,人社) 質問内容は,具体的な実験計画と研究の独創性に関するものがほとんどでした